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性能見学会の報告 自然の力を最大限に活かす「性能」とは?
こんにちは。設計の伊藤です。
11/11に性能見学会を行いました。仲建設では全棟気密測定を実施しております。性能見学会では気密測定の様子を実際に見ていただくことができます。
家にどのくらいのすき間が空いているかを示すC値[c㎡/㎡](床面積1㎡あたりのすき間面積[c㎡])は一般的に1.0以下が高気密住宅の基準と言われております。仲建設ではC値0.5以下を標準としてエネルギーロスの少ない家づくりをしております。
今回の気密測定ではC値0.29c㎡/㎡というとても良い結果が得られました!つまり、延床30坪程度の場合、家全体で郵便はがきの5分の1程度の小さなすき間しか空いていないということになります。
仲建設が気密性能を重視している理由は「自然のエネルギーを最大限に活かすため」です。
南面に大きな窓を設け、なるべく自然の光や熱で心地良く過ごしていただきたい。また、電気代が高騰する中でなるべく冷暖房機器に頼らず省エネな暮らしをしていただきたい。そんな想いで日射、太陽光、風などの自然の力を活かす家づくりをしています。
冬には日射を積極的に入れて自然の力で暖かく過ごす。そのためには取り込んだ日射熱を逃がさないための断熱・気密性能が必要です。
ただし、断熱優先で窓を小さくした魔法瓶のような家づくりをするのではなく、断熱・気密と日射取得・遮蔽のバランスを上手く調整し、自然とともに暮らせる気持ちの良い家をつくります。