- 家づくりコラム
マンションのフルリノベーションの費用相場を面積別に解説!

マンションのフルリノベーションを検討し始めた時、まず最初に気になるのは「費用はどのくらいかかるの?」ということではないでしょうか。
しかし、その費用相場を明確に示すことは難しく、情報を調べても相場を把握しづらいのではないかと思います。なぜなら、「マンションリノベーション」と一言で言ってもその内容は多岐にわたり、工事内容によって費用が大きく上下するからです。
そこで、フルリノベーションを①スケルトンリノベーション②表層リフォームの2種類に分けることで、それぞれの費用相場をできるだけわかりやすく解説したいと思います。

※こちらのコラムの費用相場はあくまで「一般的な相場」であり、仲建設の費用相場ではございません。
スケルトンリノベーション
スケルトンリノベーションとは、壁や天井、床、キッチンなどの設備をすべて解体し、室内をスケルトン(躯体以外何もない状態)にして一から内装を作り直すことで、ライフスタイルに合わせた間取り変更や設備の更新を行うリフォームのことです。
間取りを自由につくり直すことができるため、注文住宅のように理想の暮らしを叶えることができます。また、段差解消や断熱補強などによって住環境を改善することができることも魅力です。
含まれる工事
・室内全体の解体工事
・新しい間取りに合わせた壁・床・天井の新設
・設備(キッチン・風呂・洗面・トイレ)の新設
・建具(ドア・引き戸)の新設
・給水配管、排水管の更新
・換気ダクトの更新
・断熱補強
・造作家具工事
面積別費用相場

※こちらのコラムの費用相場はあくまで「一般的な相場」であり、仲建設の費用相場ではございません。
解体工事や壁・床・天井の大工工事が必要なので、表層リフォームに比べて割高になります。しかし、全体の解体工事を行うことで給排水管や換気ダクトの更新ができるため、リノベーション後の漏水等のトラブルを防ぐことができます。特に、築年数が20年以上経過したマンションでは給水・給湯管からの漏水リスクが高いため、漏水リスクの低い塩ビ配管への更新を行うことは将来のメンテナンス費用を抑えることとも言えます。
設備仕様や使用される素材によって費用が大きくことなるため、あくまで平均的な費用相場としてお考え下さい。
表層リフォーム
表層リフォームとは、簡単に言うと「間取り変更を伴わない」リフォームです。間取りを変えることなく、クロスや床を張り替え、キッチンなどの設備を新しくすることで室内を新築時と同様の状態にする、つまり「元に戻す」ことを目的とした工事です。
含まれる工事
・壁、天井のクロスの張替え
・床材(フローリング)の張替え
・設備(キッチン・風呂・洗面・トイレ)の取り替え
含まれない工事
・給水配管、排水管の更新
・換気ダクトの更新
・建具(ドア・引き戸)の取り換え
(劣化の度合いによりますが、建具はそのまま使う場合は多いです)
・断熱補強
※あくまで一般的な表層リフォームの内容です。
面積別費用相場

※こちらのコラムの費用相場はあくまで「一般的な相場」であり、仲建設の費用相場ではございません。
大規模な解体工事を伴わないため、工事費用を抑えることができます。表層リフォームであっても壁や床に自然素材を用いるなど、素材を工夫することで室内の印象を一新することができます。
ただし、段差解消や断熱補強などによる住環境の改善をすることは難しいため、そのようなリフォームを望む方にはスケルトンリノベーションをお勧めします。
仲建設の費用相場
仲建設でもマンションのスケルトンリノベーション、表層リフォームに取り組んでおります。特に、スケルトンリノベーションにおいては無垢の木や自然素材など、素材にこだわるリノベーションでありながら相場より費用を抑えたリノベーションを実現しております。具体的な費用を知りたい方はぜひお問合せください。

まとめ
工事内容が多岐にわたるマンションリノベーションを①スケルトンリノベーション②表層リフォームの二つに分けてそれぞれの費用相場について解説しました。間取り変更や断熱補強などによる住環境の改善を望まれる方はスケルトンリノベーションを、費用を抑えて室内のイメージを一新したい方は表層リフォームを選ばれると良いかと思います。
また、リビングや水回りだけはスケルトンにし、個室部分は表層リフォームに留めるような組み合わせをして費用を抑えることも可能です。予算に応じてコストコントロールができることもリノベーションの魅力なので、気になる方はぜひご相談ください。